1.5坪の焙煎室は世界とつながってる

自家焙煎珈琲 十三夜 の珈琲を飲んで頂いてありがとうございます。

今年2月頃から珈琲豆の値上がりが続いております。

8月2日に届いた取引先の問屋からの文書には

コーヒーの国際相場は、ブラジルで雨が降らない状況が続いていた中で、7月20日気温の低下からコーヒー産地に降霜が発生しました。主要コーヒー産地に霜が降りたのは27年ぶりと言われ日が経つにつれて被害が大きくなりそうだとの報道が流されると、一挙に上昇しており、どこまで上がるかわからない状況になっています。

読売新聞のオンライン2021/7/31には以下のような記事が掲載されました。

コーヒー豆の国際相場が約6年半ぶりの高値水準となっている。主要産地であるブラジルの寒波でコーヒー豆の生育に懸念が高まっているためだ。世界的な金融緩和による投資マネーの流入も相場上昇の背景にある。国内では値上げの動きも出てきた。

 コーヒー豆の国際指標となるニューヨーク市場の先物価格(アラビカ種)の30日の終値は、1ポンド(約453グラム)あたり179・55セントだった。2015年1月以来の高値だ。26日には207・8セントをつけた。直近の底値となる昨年6月の93セントから約1年で2倍近く値上がりしたことになる。

霜が降りたコーヒーの実(30日、ブラジル南東部・ミナスジェライス州で、ロイター)
霜が降りたコーヒーの実(30日、ブラジル南東部・ミナスジェライス州で、ロイター)

 コーヒー豆の相場は、今年に入って上昇傾向が強まっていた。コーヒーの消費の4割を占める欧米で新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、カフェや飲食店の再開が進んだためだ。さらに、冬季にあたるブラジル南東部ミナスジェライス州などが今月、寒波による降霜被害に見舞われ、収穫量が減少するとの見方が相場を押し上げた。

霜が降りるとこんな風になるんですね。切ないな。

良く分からないのですが、ブラジルが上がると他の豆も値上がりするんです。そんな関係のようです。

8月分の豆は仕入れ出来ました。残念ながら現状の精一杯です。

『ブレンド十三夜』はブラジル、グアテマラ、コロンビアのブレンドです。この3種類の仕入れが値上がりしたので直撃でした。悩むまでもない状況です。

9月よりサービスの1部を停止する事に致しました。値上げについては今後の動向を見て考えます。

適正価格での販売。しっかりと喜ばれる商いをしたいです。